そして、何日も野宿という場合もあるので、より高カロリーの肉食、つまり動物性淡白質を多く摂り、高い体温を保つことが必要だったのではないでしょうか。そのDNAは脈々と受け継がれており、今もアングロサクソン民族はすばらしい発声法を受け継いでいます。また、イタリア人もアングロサクソンと同様に大変すばらしい腹式呼吸の発声法でしゃべっています。やはり声のルーツも同じ様に必然性があったのではないでしょうか。それとは反対に、日本人を含めたアジアの民族は、農耕民族が多く、土壌の肥えた土地で作物を作ります。種を蒔き、苗を植えたら収穫まで待てば、黙っていても食物が得られる生活です。極端ですが、全く声を出さなくても生きていけるワケです。また、農耕民族の世界では、収穫をみなで分けるために必ず仕切る者が出てきます。だんだんと集落が集まって国が生まれ、王様とか豪族などが出てきて縦社会となり、収穫を分配などするわけで、多くの人々は上の者に気を遣い、余計なことを言わないで、二コ二コ、ペコペコしています。すると、「お前は可愛い奴だ」と、分配を多くしてもらえる。ますます人々は、上の者のご機嫌を取ります。したがって余計なことをしゃべらない、自己主張をしない方が良いという環境で生きてきたのです。